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白ワイン

北海道ワイン北島秀樹ケルナー比較!2020年と2021年の圧倒的な美酒

北海道ワイン 北島秀樹 ケルナー 2021年と2020年のボトル

HWYS評価⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

北海道余市町が誇る最高峰の栽培家が手掛けたブドウから生まれる極上の日本ワイン。白ワインの概念を覆す豊かな果実味と気品ある芳香は、ワインビギナーをたちまち虜にし、熟練の愛好家をも深く唸らせる感動的なクオリティです。

キャッチコピー

白ワインを好きにさせる魔法の雫。余市の匠が育むケルナーが放つ、目覚めるほどの圧倒的アロマと凝縮感。

基本情報

  • HWYS評価:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • お酒名(日本語):葡萄作りの匠 北島秀樹 ケルナー 2021 / 北島ヴィンヤード No.7 ケルナー 2020
  • お酒名(原語):Kitajima Vineyard Kerner / Kitajima Hideki Kerner
  • 酒類:果実酒(日本ワイン・白ワイン / 辛口)
  • 原産国:日本
  • 生産地域:北海道余市町(醸造地:北海道小樽市)
  • アルコール度数:14%(2021年ヴィンテージ)
  • 内容量:750ml
  • 品種・原材料:ぶどう(北海道余市町産ケルナー100%)/ 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 生産者:北海道ワイン株式会社(栽培者:北島秀樹氏)
  • 参考店頭価格:オープン価格

生産者・蔵元の背景とストーリー

北海道小樽市に本社と醸造所を構える北海道ワイン株式会社は、1974年の創業以来、「日本ワイン」の黎明期から高品質なワイン造りを牽引してきた日本屈指のワイナリーです。冷涼な北海道の気候風土を熟知し、ヨーロッパ系ワイン専用品種の栽培と醸造に早くから挑戦。地元の契約農家とともに二人三脚でブドウの品質向上に心血を注ぎ、国内外のコンクールで数々の栄誉に輝いてきました。広大な北海道のテロワールをそのままボトルに封じじ込める誠実なワイン造りは、多くのファンに愛され続けています。

北海道ワイン北島秀樹ケルナー比較!2020年と2021年の圧倒的な美酒(写真1)

その北海道ワインの契約栽培農家の中でも、「葡萄作りの匠」として全国にその名を轟かせているのが、北海道余市町の北島秀樹氏です。1985年から本格的にワイン用ブドウの栽培をスタートさせ、徹底した収量制限と細やかなキャノピーマネジメント(新梢管理)、土壌の生命力を活かした栽培管理を貫いてきました。冷涼な余市の風と太陽を浴びて完熟へと導かれる北島氏のケルナーは、たぐい稀なキレとユリの花を思わせる高貴な香気、豊かな糖度と張りのある酸味を蓄えます。ブドウ栽培への並々ならぬ愛情と妥協なき情熱が、グラスの一滴一滴から雄弁に伝わってきます。

一般的評価・製法・こだわり

ケルナー種はドイツ発祥の交配品種で、トロリンガーとリースリングを親に持ちます。耐寒性に優れ、冷涼な気候下でもしっかりとした糖度と華やかなアロマ、美しい酸を蓄えるのが大きな特徴です。余市町は昼夜の寒暖差が大きく、降水量が比較的少ないため、ケルナーのポテンシャルを極限まで引き出す理想的なテロワールを有しています。北海道ワインでは、この北島ヴィンヤードから収穫された健全で糖度の高い果実のみを厳選し、低温で丁寧に発酵・熟成させることで、品種特有の芳香とピュアな果実味を余すところなく引き出しています。

特に2021年ヴィンテージは、日本ワインコンクール(Japan Wine Competition)において名誉ある「グランドゴールド賞(部門最高賞)」を受賞した記念碑的な当たり年です。アルコール度数は辛口白ワインとしては異例の14%に達し、完熟したブドウならではの並外れた凝縮度と力強いストラクチャーを備えています。一方で2020年ヴィンテージは、涼やかな酸とみずみずしい果実味のバランスに優れ、食事に寄り添う親しみやすさとエレガンスが際立ちます。ヴィンテージごとの天候の違いを職人の手仕事が見事に表現しており、日本の白ワインが到達したひとつの頂点として、ソムリエやワイン専門家からも極めて高い評価を獲得しています。

実飲感想

今回は贅沢にも、名作と名高い「北島ヴィンヤード No.7 ケルナー 2020」と、グランドゴールド賞に輝いた当たり年の「葡萄作りの匠 北島秀樹 ケルナー 2021」を並べてテイスティングするという、非常に貴重な機会に恵まれました。グラスに注がれた瞬間から、清涼感と力強さを併せ持つ圧倒的な存在感が漂います。外観は非常に透明感があり、透き通った瑞々しい淡いイエローグリーンで、見ているだけで喉を潤してくれるような美しさです。

まず2020年ヴィンテージに鼻を近づけると、青々としたもぎたての青りんごのような爽やかさが心地よく広がります。しかし、一般的なトラディショナルな白ワインの青さとは全く異なり、奥底からふくよかな甘さを感じる香りが非常に強く主張してきます。ふわりとした膨らみとともに、エキゾチックなライチや白い花のニュアンスが重なり、まさに香りだけで口の中が甘く満たされるような錯覚を覚えるほど魅惑的です。実際にひとくち口に含むと、透明感あふれる瑞々しい果汁感が広がり、程よく心地よい重みで舌の上に残ります。決して重苦しくなく、くどさのない上質な黄桃のようなジューシーでふくよかな果実味が立ち現れ、余韻へと美しく続いていきます。「白ワインが好きになる、いや、好きにさせるワイン」と確信するほどの美味しさで、ワインを飲み慣れていない方にこそ真っ先におすすめしたい見事な仕上がりです。

北海道ワイン北島秀樹ケルナー比較!2020年と2021年の圧倒的な美酒(写真2)

続いて左側の2021年ヴィンテージを口に含むと、その違いは一目瞭然でした。香りの広がりとパワーが20年と比べて2回りほど強く、グラスから立ち上るアロマの爆発力に思わず目がパッと開くような驚きを覚えます。当たり年ならではの完熟度が生み出す圧倒的な凝縮感があり、アルコール度数14%の力強い骨格がアロマと見事に調和しています。ソムリエさん曰く、「食事とともに楽しむのであればバランスに優れた2020年、ワイン単体でその世界観にじっくり浸るのであれば2021年がおすすめ」とのことでしたが、まさにその言葉通りの素晴らしい個性の違いを実感しました。2021年の放つ桁外れのエネルギーと芳醇さには、ただただ感動させられるばかりです。

総評・おすすめのペアリング

「北島秀樹 ケルナー」は、日本ワインのポテンシャルを世界に誇らしく語ることができる、まさに傑作と呼ぶにふさわしい白ワインです。みずみずしく親しみやすい果実味と、本格的なワイン愛好家を唸らせる複層的なアロマと余韻の長さが見事に同居しています。「白ワインは酸っぱくて苦手」と感じている方にこそ一度味わっていただきたい一本であり、一口でこれまでの白ワイン観がガラリと覆るほどの衝撃を与えてくれるでしょう。

合わせるお料理としては、ヴィンテージごとの個性を活かしたペアリングが楽しめます。すっきりとした瑞々しさと黄桃のニュアンスを持つ2020年は、余市や北海道の新鮮な海の幸と抜群の相性を見せます。ホタテや白身魚のカルパッチョ、柑橘を軽く搾った魚介のフリット、あるいはハーブを効かせた蒸し鶏や豚しゃぶサラダなど、素材の甘みと繊細な旨味を引き立てるお料理に寄り添います。一方で、芳醇な香りと圧倒的な力強さを誇る2021年は、ワイン単体で食前酒やバータイムの主役として愉しむのはもちろん、少しコクのあるお料理、例えばサーモンのムニエル(ブールブランソース添え)や、カニのクリームコロッケ、カマンベールなどのウォッシュ・白カビ系チーズと合わせてもワインの骨格が負けることなく、極上のハーモニーを奏でてくれます。

まとめ

北海道余市の名匠・北島秀樹氏が丹精込めて育て上げたブドウと、北海道ワインの高度な醸造技術が見事に結晶したこのケルナーは、飲む人すべての心を奪う圧倒的な魅力に満ちています。2020年の瑞々しくもふくよかな黄桃感、そして2021年の目が覚めるような鮮烈なアロマと圧巻の凝縮感。それぞれの年が紡ぎ出す物語を比較しながら味わう時間は、まさに至福のひとときと言えます。

大切な記念日や特別なディナーの席にはもちろん、大切な方へ「本当に美味しい日本の白ワイン」を贈りたいときのギフトとしても、自信を持っておすすめできる至高の逸品です。セラーに常備しておけば、日常の食卓をいつでも優雅で華やかな時間へと引き上げてくれることでしょう。日本のテロワールが生み出した奇跡の味わいを、ぜひ五感のすべてで体感してみてください。

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